魚祭り ~ラオ人の恒例行事~
どうも、ボリすけです!!
勢いでブログをはじめることにした令和2年の幕開け。
現役の協力隊員が、現地でのリアルな活動をバンバン紹介していきます。
今回は「魚祭り ~ラオ人の恒例行事~」編!
前回の「川遊び」に引き続き、今回もラオスのリアルを垣間見てもらおうかと。
ってことで、「魚祭り」(勝手にそう呼んでる...)について紹介!
ことは2019年、雨季も終わった10月終わりごろ、
スタッフのこんな話を小耳にはさんだところから始まる。
「池の魚はどんな感じ?」
「そろそろ様子見てこようかな。」
そのときは、何のことだかわからんかったが、
とりあえず「まぁ、いっか」。
それから1週間後、スタッフからこんなお誘いが。
「池に魚取りに行くよ!!」
「なんて!?」
なんでも、スタッフの身内が池をもってるらしい...
(所有してるのかは不明。家の近くにあるだけって感じっぽい...)
その池に魚がいっぱいいるから取りに行こうって。
「そうなんだ、ありがとう。いつ行くの?」
「今週の日曜ね。」
そんな流れで、サクッと決まった「魚取り」。
当日は10時ごろに出発。
車に揺られること1時間弱くらい。
林の中に入ってったかと思うと、拓けた場所に池が見えてきた。
「池って、思ったよりもでかいね!!」
車を降りると、もう他のスタッフの旦那衆と例の身内が、池に入って作業中。
ここでようやく、自分の思ってた「魚取り」との違いが判明することに...
これは、水を全部抜いて一網打尽にするタイプの、派手な魚取り!!
水が抜けた池の土に銛みたな道具を差し込んでいって、飛び出してくる魚たちを追い込んですくうって感じ。
(てっきり、釣りとか、網投げてすくうとか、だと思ってた...)
それにしても、みんな手慣れた様子。
毎年1回、こんな風に水を抜いて、魚を取ってるらしい。
確かに大量!!
大きさもまちまち、種類もまちまち。
それを大きさと種類で仕分けするのが一苦労...
・今から食べる用 → でかいやつ
・パデーク(ラオスの発酵調味料)用 → 小さいやつ・骨の多い種類のやつ
・各自で持って帰る用 → その他のやつ
そんなこんなで、昼過ぎに一通りの作業は終了。
そこからは、みなさんお察しの通り、「キンビア(飲み会)」タイム!!
魚を焼いたり、他のおかずをこしらえたり、ビールをセッティングしたり。
もちろん、持参したスピーカーもスタンバイ。
そんな感じで、いつものキンビアを、かれこれ5時間くらい...
日が暮れようかって18時ごろに撤収。
「今日も誘ってくれて、ありがとございました。」
ってことで、今回はラオ人の「魚祭り」について紹介。
ちなみに、翌日はっていうと、CCCに昨日の魚をもってきて、内臓処理&骨抜き。
(下処理は早い方がいいからね!って...)
これも含めて、2019年の「魚祭り」!!
そろそろこの辺で。
ではまた!