川遊び ~ラオ人の海水浴~
どうも、ボリすけです!!
勢いでブログをはじめることにした令和2年の幕開け。
現役の協力隊員が、現地でのリアルな活動をバンバン紹介していきます。
今回は「川遊び ~ラオ人の海水浴~」編!
今日は息抜き的な内容で、ラオスの日常を垣間見てもらおうかと。
ってことで、ラオ人の海水浴(淡水浴!?)「川遊び」について紹介!
海への興味
「東南アジアの国ってどこがあるっけ?」
ラオス、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、東ティモール。
(日本人で「ASEAN加盟国」全部言える人って、たぶん少ないよね...)
一般に「東南アジア」って聞くと、
・セブ島(フィリピン)
・バリ島(インドネシア)
・プーケット島(タイ)
こんなリゾートチックなイメージも大きいんじゃない?
そこで、これらに共通するのが「海」!!
青い海にきれいな砂浜、おしよせる波に心地よい潮風...
しかし、みなさんご存じの通り...
なので、ラオス国民は少なくとも海外に行かないと、
生で「海」を見ることはできないってこと...
「別に海なんて見なくても構わんよ!」って思う人もいるだろう。
が、わりとみんな、多少の興味はあるみたい。
特に、子どもたちは興味津々!!
前に、「テレビ電話交流 with 沖縄の中学校」をあげたんだが、
そのときに沖縄の紹介を事前にやろうと思って、それこそ海の写真をいっぱい見せてあげた。
「めちゃくちゃきれい!!」
「行ってみたい!!」
「これって日本なの??」
こんな歓声が大きかったのがなつかしい。
まぁ、とは言ったところで...
「海がないのは、どうしようもない。」
「でも、ラオスにも川があるじゃんか!!」
こんなかんじで、
ラオ人のちょっとした贅沢であり、暑い乾季の定番...
それが「川遊び」!!
~ちょっと余談~
ラオスにも、市民プールみたいのはある。
でも、25mみたいな泳ぐ用じゃなくて、水遊びみたいな子ども用。
1人:10,000キープ(約125円)
また、町中では「ビニールプール」もわりとよく見る。
家の前でバシャバシャ遊んでるのも、暑い乾季によく見る光景。
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川遊び
「川」と言っても、「メコン川」に入るわけじゃない!
その支流で「川遊びスポット」として、地元の人たちに知られてる場所がいっぱいある。
その中で、任地のパクサンからビエンチャン方面に、車で1時間~1時間半くらいの2か所。
CCCのスタッフが、3回連れてってくれた。
子どもたちは、よっぽど楽しみなのか、行きの車中の盛り上がりがすごい!
スタッフが言うには、この休みで遊びに行く場所を、子どもに選ばせたらしい。
・タイの町:ブンカーン(メコン川の反対側、船ですぐ行ける)
・川遊び
(船ですぐ行けるとはいえ、外国にちょっと遊びに行くってすごい感覚...)
(パクサンのラオ人は、ほんとに気軽な感じでブンカーンに行くみたい。)
それで、子どもたちが選んだのが「川遊び」ってわけ。
着いてみると、すごい拓けた場所で、若干のリゾート感も漂う!!
水も結構きれいで、砂も白め。
座る席もあるし、料理もあるし、浮き輪も貸し出してる。
(もちろん、全部お金はかかるんだが...)
思ってたよりも、すごいちゃんとしてた。
子どもたちは、我先にと服を脱いで、川に飛び込んでいく!!
水をかけ合ったり、砂をほじくり回したり、思いのままにはしゃぎまわる。
一方、大人たちはと言うと...
もちのろん「キンビア(飲み会)」!!
気づいたときには、ビールがずらりで、料理もスタンバイ。
(ラオ人は、飲み物も料理も、わりと自分たちで持ち寄ってくる。)
(簡単なものなら、材料と調味料を持ってきて、その場で料理しちゃう。)
例によって、「スピーカーも持参」、ではなく、
すでに店側の音楽が大音量...
そんなこんなで、
・ビール飲みながら、
・ご飯食べながら、
・雑談しながら、
ゆったりと過ごす。
「ここがボリカムサイの海だよ!」
「これがラオス式の海水浴だよ!」
「むしろ、海よりも川の方がいいかもね!」
「海水だと、体がべたべたしちゃうから!」
(思ったら、そういうことも知らないのか...)
たまに、子どもが戻ってきてご飯をもらって、また出ていく。
たまに、大人もせっかくだからって、川に入っていく。
ラオ人の大人は、服を着たまま川に入る。
(帰る時には、持ってきたシャツに着替える人もいるし、びしょびしょのまま車に乗り込む人もいる。)
そんでもって記念撮影。
そんなこんなで、昼前くらいに着いて、夕方くらいに撤収。
子どもたちは疲れ果てて、帰りの車中は熟睡。
「楽しい思い出になったかな!?」
「今日は連れてってくれて、ありがとうございました。」
ってことで、今回はラオ人の「川遊び」について紹介。
そろそろこの辺で。
ではまた!!