日本語教室はじめました。
どうも、ボリすけです!!
今回は2020年2月から始まった「日本語 勉強」編!
日本語教室はじめました
2月のある日、久しぶりにスタッフ集まってのミーティング。
「ボリすけ、子どもたちに日本語教えて!」
いきなりのことで、ちょっとびっくり。
というのも、スタッフから活動の依頼をされるのが、珍しすぎる。
基本スタンスとしては、「出来ることを何でもやってくれたらオッケー」って感じなんで。
今までのイベント関係も、こっちからアイデア振って相談していく流れだったから、この依頼が意外だった。
まぁともあれ、断る理由もないんで、特にイベントの予定がないときは、日本語の勉強を取り入れるようになった。
(後から聞いた話、CCCの管轄である情報文化観光省の人から、「なんか新しいことやりなさい」的なことを言われたとか言われてないとか...)
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ちなみに、日本語よりも英語の方が、言語として汎用性が高いんで、
「英語にした方がいいんじゃない!?」って聞いてみたら、
「日本語はCCCでしか教えられないから珍しいでしょ!」とのこと。
たしかに、CCCの近くにある青年同盟の施設でも、ドイツ人ボランティアが英語を教えてる。
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そんなこんなで、はじまることとなった「日本語教室」。
雨季休みにも、スタッフと一緒に教えてたんで、スライドと流れの確認もサクサク。
勉強の様子
この日の子どもたちは50人くらい。
イベント系はみんな一緒にやってるけど、勉強は小学生と中学生を分けて進めることに。
小学生 → 午前:日本語、午後:踊りの練習
中学生 → 午前:踊りの練習、午後:日本語
「今日から日本語を勉強しまーす!」
「雨季休みにも来てた子は、まだ覚えてるかなー?」
「ラオ語は全部で何文字ある?」
「27文字!」(子音だけ。)
「じゃあ、日本語は何文字あると思う?」
だいたい、みんな20~30文字くらいの数字を言ってる。
ラオ語と同じくらいに思ってるみたい。
「答えは、46文字!!」
「それに片仮名もあるし、漢字もいっぱい使うんだよ。」
これを聞いて、やる気をなくす子もいたかも...
「まぁ、少しずつ気楽に勉強していこう!!」
~スタッフ考案、日本語勉強帳の作り方~
- 1人1枚ノート紙を配る
- その日に習う文字をそれに書く
- 授業が終わったら回収
- 1~3をくり返す
- 一通り習ったら、1人ずつの紙をまとめてホチキス留め
→オリジナル練習帳の完成!!
「一番初めの文字は ~あ~」
5回くらい読んで、紙に書き取りしてもらう。
子どもたちは、文字だけだと書き方がわからないんで、書き順も一緒にスライドで説明。
もちろん、ラオ語での読み方も一緒に書く。
その日は、一通り「あ~お」までを勉強。
初めて日本語を書く子も多いんで、「必死に写した感」が伝わってくるとおもろい。
みんな「お」の点を忘れがち。
ラオ文字の子音は全部一筆書きだから、線とか点とか忘れちゃうね。
そもそも、書き順に画数があるってことに、慣れないのかも...
苦労しながらも、あ行を制覇。
つぎは、習った文字を使った簡単な単語を紹介。
あし、いす、うし、えき、おかし。
「習った文字以外も出てくるけど、勉強が進むうちに全部読めるようになるよー!」
「どれか好きな単語を一つ選んで、その絵を描いて単語を覚えよう。」
また、小学生よりも進みが早い中学生には、「家族」についての単語も紹介。
日本語の勉強はまだ2回だけ。
さ行までしか終わってないんだが、コロナちゃんの影響で帰国。
めちゃくちゃ中途半端で終わってしまったのが、ちょっと心残りの今日この頃(言いにくい)。
ここで嬉しいニュース!!
ラオスではコロナちゃん対策の規制緩和によって、今まで休みだったCCCでも、6月から活動が再開するみたい。
スタッフたちもみんな元気そうで何より。
日本語の勉強は続くんかな!?
そろそろこの辺で。
ではまた!!