ボリすけの協力隊活動 in ラオス

現役の協力隊員がリアルな活動を紹介

ラオスの携帯事情 & SIMフリー携帯を使ってみよう!

どうも、ボリすけです!!

 

勢いでブログをはじめることにした令和2年の幕開け。

現役の協力隊員が、現地でのリアルな活動をバンバン紹介していきます。

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今回はラオスの「携帯電話 事情」編!

 

日本を出る前にいろいろ調べてはいても、

結局、行って使ってみないとよくわかんない、携帯電話...

 

そんな海外旅行における悩みについて、ひとつの参考になれば。

※とはいえ、あくまでここでは、ラオスの話なんでご留意を。

 

 

ラオスの携帯事情

ラオスはわりと、携帯電話が普及してる。

 

子どもはだいたい中学生から、大人はじいちゃん・ばあちゃん世代まで。

とはいえ、ここ5年10年くらいで急激に普及したらしい。

そのため、ガラケーとかの移り変わりもなく、みんな「スマホ・ネイティブ」。

 

前に、「子どもの日」の記事とかでも触れたかな...

特に子どもたちは、みんな機種にも詳しくて、新しいのを欲しがる。

 

よく見る携帯はこちら。

OPPO

VIVO

Huawei (honor)

ってかんじの中国企業...

 

そして、不動のSamsungも、まぁまぁ多い。

ある子が言うには、「親はApple使ってる」って。

 

値段の相場は、もちろんピンからキリまであるんだが、

1,000,000キープ(約12,500円)前後みたい。

 

パクサンの町では、特にOPPOVIVOの携帯ショップをよく見る。

っていうか、「こんなにいらなくね!?」ってくらいよく見る!!

(生活圏内には1軒だが、「新しい市場」の大通りに行くと、5・6軒乱立。)

(それに看板がでかくて立派。)

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~ちょっと余談~

ラオ人は、大人も子どもも、携帯大好き!!

気づいたら、携帯いじってる(youtube:6割、facebook:3割、ゲーム:1割、ってかんじ)。

 

ちなみに、ラオ人の連絡手段は、「Messenger」か「WhatsApp」がメイン。

※LINE使ってる人は、ほとんど見ない。

~~~

 

 つづいて、ラオスでメジャーな通信会社はこちら。

・LTC(Lao Telecom) ←ボリすけも使ってる

・ETL

・Unitel

・Beeline

 

通信会社は、地域によって電波の通じやすさが違うらしい(って噂)...

ちなみに、こんなところに行ったが、特に問題なく使えた。

ビエンチャン(首都)

・ボリカムサイ(中部の任地)

・ルアンパバン(北部の観光地)

・カムアン(中部の都市)

  

また、なんだかんだで、「Free-wifiも結構ある!!

ゲストハウスやホテルなど、宿泊系の場所はもちろん、空港にもあるし、カフェにもほぼ間違いなくある。

 

つまりは、旅行者が行きそうな場所にはあるってイメージ。

わりとどこも通信速度が早くて便利!!

 

でもまぁ、やっぱり自分が使いたいときに使えるのが一番!!

ってことで、つぎは実際に使ってる「Lao Telecom」についてご紹介。

 

Lao TelecomのネットSIM

基本的に、SIMは「プリペイド式」。

(なので、過剰な通信料の心配がないのも、うれしいところ!)

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この隙間に入ってるチップを使う

使い方の流れとしては、こんな感じ。

1.「番号用のSIM」を買う

2. その番号に課金する

3. 好きなパッケージプランで登録する

 

~1. 番号用のSIM~

「番号用のSIM」・・・個別の番号を取るSIMでずっと必要。

(小指の爪くらいの、小っちゃいチップ。)

(10,000キープ(約125円)だったと思う...)

 

それをSIMフリー携帯とか、wifiルーターに差して使う。

基本的に、SIMは買ったところで設定してもらえるから、それが一番いいかも。

空港とか携帯ショップとかなら、しっかりやってくれる。

※個人商店にも売ってることがあるけど、設定まではしてもらえないと思う...

 

~2. 課金の方法~

・課金用のカードを使う

課金用カードを買って、裏面を削って出てきたコードを、通話入力なりアプリでの入力なりで課金できる。

 

「自分が使ってる通信会社のカード」を買うことに注意!!

(ボリすけで言うところの「Lao Telecom」。)

課金用カードは、携帯ショップでも、普通の商店でも、個人でも売ってる。

(課金したい金額に応じて、カードの金額もいくつかある。)

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こんなかんじの課金用カード

・インターネット・バンキングを使う

銀行によってはインターネット・バンキングのアプリがある。

(通信会社のアプリじゃなくて、銀行のアプリ。)

そのアプリ内から、「課金したいSIMの番号」と「任意の金額」を入力することで、口座から直接課金できる。

(ちなみに、BCELって銀行は、「BCEL One」ってアプリで可能。)

 

~ちょっと余談~

なんだか、通信会社には特殊な呼び方(ラッ + 数字)がある。

ラッ・ソーン(2) → ETL

ラッ・ハー (5) → Lao Telecom

ラッ・チェッ(7) → Beeline

ラッ・カオ (9) → Unitel

 

課金用のカードを買うとき、会社名じゃなくてこう言うと、

ちょっとネイティブっぽい!って話。

~~~

 

~3. パッケージプラン~

パッケージプランは、より取り見取り。

「GB数」や「日数制限」の違いでいっぱいあるから、自分で適当なのを選べばオッケー。

日数が過ぎれば、別のプランに変更するのもオッケー(ただ選び直すだけ)。

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こんなかんじのプラン表

通信会社「Lao Telecom」を使うなら、このアプリがおすすめ!!

「M-Services」

・残りGB数・日数の確認

・プランの更新・変更

・コード入力の課金

こんなことがサクサク。

 

ちなみに、ボリすけはこのプラン。

通信料:25GB / 30日 / 150,000キープ(約1,900円)

(日本と比べたら、かなり安いよね!!)

使用携帯は「ASUS」のSIMフリー携帯(ダブルスロットル:SIMを2枚差して使える)。

 

でも、携帯じゃなくて、「wifiルーター」に差して使ってる(パソコンとか他の機器でも同時に使いやすい)。

wifiルーター:450,000キープ(約5,600円、値切ってこれくらいだったと思う...)

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~通話SIM~

基本的にはネットSIMと同じ。

番号を買って、課金して使う。

 

協力隊としては、JICAから支給される子機とSIMを使う。

その子機に入れる通話SIMを、自分のSIMフリー携帯に差して使ってるから、

支給された子機を使わないで済んでる。

(ダブルスロットルだと、もう1枚差せる。他の国に行って現地のSIMを差すときも、入れ替えとかしなくて済むから便利。)

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JICA支給の通話携帯

~ちょっと余談~

「ネットSIM」とはいっても、通話も無料アプリで利くんだから、今の時代は便利だね。

(LINEでも、Messengerでも、WhatsAppでも。)

~~~

やっぱり、携帯は便利!

「今の世の中、海外で携帯が使えると、めちゃくちゃ便利!!」

ってことを体感。

 

~感動ポイント4点~

・地図

→今までは迷いに迷ってたのが、最短ルートで行ける!

・連絡

→現地の友達に会うための連絡が、いつでも好きなときにできる!

・検索

→「今から何しようかな」って思ったとき、近くのスポットをすぐ探せる!

・予約

→行き当たりばったりだったゲストハウス探しとかが、いつでも安く予約できる!

 

 

とはいえ、

道に迷う中にも面白さがあったり、

適当にぶらついてる中にも出会いがあったり、

宿をあきらめようかと思ったときに声をかけてもらったり、

こんな経験も数えきれない...

 

 

とはいえ、「やっぱり、携帯は便利!」

ってことで、適度に適切に使えればいいかな!!

 

「便利なのはわかったけど、実際SIMフリー携帯を使うのは、ちょっと難しそうかも...」

なんて人も、中にはいるかもしれない。

 

でも朗報!!

 

さんざっぱら、「ラオスの携帯事情」について話してきて、今さらなんだが、

ボリすけも中々の「携帯・PC音痴」。

 

でも、勢いで使い始めたら「なにこれ!?めちゃくちゃ便利じゃん!!」ってなった次第。

(実際わかんないうちにも、使ってれば慣れるのが人間!!)

 

~ちょっと余談~

他のアジアの国でも使ってきたんだが、

どこでも設定はしっかりやってくれた。

 

というか、そもそも現地のSIMを使うと、設定が現地語のこともあるんで、

やってもらえないと逆に辛い!!

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タイでもインドネシアでもサクサク!

だいたいの人は、その国に空港から入るだろうから、そこで買って設定してもらうのが安心。

だが、遅い時間だと店が閉まってるかもなんで、そこは要注意!!

ちなみに、ラオスの首都ビエンチャンの「ワッタイ空港」は、17時くらいに閉まってた...

~~~

 

ってことで、今度の海外旅行、試しに使ってみては!?

 

 

そろそろこの辺で。

ではまた!!