みんなで書初め!!
どうも、ボリすけです!!
今回紹介するのは、2020年1発目のイベント、「書道」編!
せっかく作った「正月編」...
年明け1発目にふさわしいイベントと言えば「正月」!
でも実は、ラオスの正月は「4月」。
ラオ語では 「ピーマイ・ラーオ(ປີໄຫມ່ລາວ)」、祭り好きのラオ人にとっても特に一大イベント。
(これについても、近いうち記事にするんで、詳しくはそのときに。)
ということで、1月最初のイベント用にと思って「日本の正月」紹介イベントを準備してたわけ。
気づいたら、内容盛りだくさんでこんな感じに。
- 正月とはなにか
→日本古来の宗教「神道」
- 伝統的な風習
→初詣、初夢、年賀状
- 伝統的な食べ物
→年越しそば、おせち、お雑煮、等
- 伝統的な遊び
→正月遊び(羽根つき、凧あげ、かるた、等)
5 書初め
→実際に書いてみよう!
例によってスタッフとの打ち合わせも済んで準備万端!
かと思いきや...
当日は、運わるく朝から停電、プロジェクターが使えず延期。
翌週も、スタッフたちが急に結婚式に行っちゃって延期。
その翌週も、スタッフが用事でビエンチャンに行っちゃった...
結局、「正月」イベントは1月に出来ずじまい。
「まぁ、ラオスの正月は4月だし、そのときにまわせばいっか!」
※3月から一時帰国するなんて考えてもなかった当時が懐かしい...
てなわけで、せっかくだから書初めの紹介がてら、「書道」だけサクッとやっちゃおうと思って、3度目のタイミングで実施。
書道セットはCCCにあったし、書道の紹介スライドは同期から共有してもらってたんで、準備はすんなり。
当日の様子
この日はちょっと少なめで40人くらい。
いつも通り、午前に実施、午後は踊りの練習ってスケジュール。
硯と筆が足りないんで、2回に分けて交代制。
はじめに、書道に使う道具、書初めについての説明から。
「今日は、日本の伝統文化、書道(書初め)を知ってもらいまーす。」
「書道では、鉛筆やペンではなく、筆と墨を使って文字を書きます。」
「書初めとは、年のはじめに1年の抱負や目標を書く伝統行事です。」
「日本の子どもたちは、休みが終わると、書初めの授業があります。」
って感じの簡単な説明。
そのさなかも、みんな見たことない筆とか墨とか、色んな道具に興味津々。
ということで、お手本がてらボリすけが書いてみる。
それを真似て、年長の子が書いてみる。
それから、みんな順番に書いてみる。
とりあえず、簡単なところで「ゆめ」。
道具の置き方とか筆の持ち方とか、その都度教えてく感じ。
やっぱり、姿勢を正したり筆をまっすぐ握ったりが、ラオっ子たちには難しそう。
というのも、ラオスの子どもたちが字を書くとき、横開きのノートを縦にして、下から上に向かって書くのをよく見る。
いつだったか、そのことをスタッフに聞いたら、子どもたちにとっては、その方がきれいに書ける(!?)らしい...
でも、成長するにつれてふつうの向きに直るんだって(ラオ人の不思議)!!
うまく書けないからって恥ずかしがる子には、手をもって一緒に書いたり。
「もっと難しい文字を教えて!」って言われるのもうれしい。
1時間もすると、だいたいみんな書き終わって、飽きる子は飽きるし、続けてる子は熱中。
そんなこんなで、2グループ合わせて2時間ほどで終了。
改めて思ったんだけど、書道みたいな「ひたすら字をきれいに書くことに終始する文化」って、世界的にも珍しいよね!!
こういうことに感動したり心動かされたりする精神性って、日本人特有なのかも。
そいえば、虫の鳴き声をわびさび的にきれいなものとして聴くのも、日本人くらいって言うしね。(関係ないか笑)
ともかく、ラオっ子たちにも、そんな精神性が少しでも伝わってればいいな!!
そろそろこの辺で。
ではまた!!