ハロウィンイベント by キリスト教シリーズ
どうも、ボリすけです!!
勢いでブログをはじめることにした令和2年の幕開け。
現役の協力隊員が、現地でのリアルな活動をバンバン紹介していきます。
今回は2019年11月に実施した、「ハロウィンイベント」編!
ハロウィンイベント企画
ラオスに来てから9か月。
「そいえば、キリスト教のイベントをやったことないなぁ。」
有名どころでいえば、
・ハロウィン
・クリスマス
「時期もちょうどいいし、ハロウィン企画するか!」
スタッフに相談すると、例によって即決。
いまさらながら、
今までのイベント企画から実施までの流れは、基本的にこんな感じ。
・「こんなイベントどう?」ってネタをもちかける
・スタッフと一緒にプログラムを考える
・ボリすけがパワポで紹介スライドを作る
・それをスタッフと共有する
・当日、一緒に発表する
~ちょっと余談~
ボリすけの協力隊としての要請のひとつに、
「できる範囲で色んなことやって、スタッフもそれができるようにしてください」
ってことがある。
つまり最終的には、
「スタッフが自分で企画・実施してくれるようになる」のがベスト。
~~~
ボリすけがCCCに配属して8か月、
「何回かいろんなイベントやってきて、そろそろ慣れてきたな。
スタッフの主体性を促すために、一緒にパワポ作ってみるか!」
そうもちかけると、思いのほか乗り気な様子。
とりあえずは、先にプログラムを考えることに。
今までのイベント内容をベースにしてスタッフが考案。
(とはいえ、だいぶ促さないと決まらなかったんだが...)
- ハロウィンってなに?
- ハロウィンソングを聞いてみよう!
- ハロウィンかざりを折ってみよう!
はじめてなので、手取り足取り手順を教えていく。
「最初はテーマについて下調べしないとねー。」
「ネットで調べるといろんな情報が出てくるから、
間違った内容を教えないように気を付けないとねー。」
「情報量が多いから、どんなことを話すか決めながら考えないとねー。」
しかし、そこで自分の「浅はかさ」に気づくことに...
スタッフはもちろんラオ語で検索する。
すると、検索結果がめちゃくちゃ少ない!!!!
あんまりちゃんと見てないが、使えそうな内容が全然ない。
「まじか、これはムリだ...そうだ!!」
すると、少し増える。
(一応、ウィキペディアもあった)が、やっぱり情報量は少ない...
そんなひと騒動(ひと笑い)があって、結局ぼくが作ることに。
(まぁ、しょうがないってことで...)
そんな内容で準備、共有してからの、 さぁ当日。
当日の様子
この日の子どもは全部で40人くらい。
いつもよりはちょっと少なめって印象。
イベントはいつも通り午前中に実施。
「今日はハロウィンについてのイベントをやるよー。
みんなはラオスで生活してると、他の宗教イベントにふれる機会があんまりないよね。
ってことで、今回はハロウィンについて学ぼう!」
- ハロウィンってなに?
「みんなはハロウィンってどんなお祭りか知ってる?」
・キリスト教のお祭り
・一般的に10月31日がハロウィンとして定着
・秋の収穫をお祝いする
・先祖の霊をお迎えして、悪霊を追い払う
・この世に戻ってくる死者の魂を慰める
「ハロウィンにはいろんなイメージがあるんだけど、ひとつずつ見ていこう。」
・仮面をかぶったり、仮装をしたり
→怖いものに仮装して、悪霊を怖がらせて追い払うため。
・ハロウィンのシンボル:ジャックオーランタン(カボチャをくりぬいてつくるランタン)
→これも、魔除けとして、悪霊を怖がらせて追い払うため。
・「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)」
→仮装した子どもたちがこう言ってお菓子をもらう習わし。
「ハッピー・ハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルール。
写真を見せながら話してはいるんだが、あんまりぴんときてない様子。
そこで、実際にトリック・オア・トリートやってるところをyou tubeで見せてあげることに。
クリスマスのライトアップばりに、ガチに飾りつけしてて本格的な怖い家。
(ハロウィンも日本人にとって、だいぶ一大イベントになってる...)
「へぇー、そういう感じね」ってわかったみたい。
こんな感じで、ハロウィンの大まかなところを紹介。
- ハロウィンソングを聞いてみよう!
「つぎはハロウィンっぽい歌を聞いてみよう。」
もちろんラオ語のハロウィンソングはないんで、
「えいごであそぼ」で使われてそうな、簡単な英語の歌2曲をチョイス。
・“Happy Halloween”
・“Knock Knock, Trick or Treat”
英語字幕はあるものの、やっぱり一緒に歌うのは難しかった...
「まぁ、雰囲気を感じてもらえたから、よかったかな。」
- ハロウィンかざりを折ってみよう!
最後に定番となった折り紙。
今回は「カボチャ」と「オバケ」を折ってみることに。
両方とも折りやすい。
結構みんなスルスルできる。
ひとりでいっぱい作る強者も。
子どもたちは、折ったやつに顔を描くのが楽しいみたい!
みんなが喜んでると、やっぱりうれしい!!
完成したら集合写真。
最後に、準備していたお菓子をみんなにトリート。
ビエンチャンで仕入れてきた日本のお菓子、といっても「カルパス」。
ひとりずつの「トリック・オア・トリート」に対して、
「ハッピー・ハロウィン」してあげた。
いつもみんな食べてる、
「ルーッスィーン(ウインナーみたいなソーセージみたいな食べ物)」に、
似てると思ってのカルパス。
こういう味も好きかと思ったんだが、子どもによって好き嫌いがはっきり別れてた。
好きな子は「おいしい、おいしい」、嫌いな子は「まずい」って吐き出す。
やっぱり、子どもは甘いものの方が好きみたい...
所要、1時間半くらい。
今回はキリスト教のハロウィンイベントをやってみた。
普段なじみのない文化だからこそ、新しいことにふれる機会になったかな。
キリスト教シリーズもこれからやっていこう!!
あとは、こんなことをしたらもっと盛り上がったかも。
・仮装衣装づくり
・ハロウィン特有のゲーム(アップルボビングとか)
また次回のアイデアとして。
そろそろこの辺で。
ではまた!!