ボリすけの協力隊活動 in ラオス

現役の協力隊員がリアルな活動を紹介

あったらいいかも、こんな国際交流。

どうも、ボリすけです!!

 

今日はラオスとか協力隊の話ではなく、ちょっと考えてたことを紹介しようかなと。

 

テーマとしては、「あったらいいかも、こんな国際交流」

気軽にさらって見てくれればオッケー!

 

==“FACTFULLNESS”読んだ!==

導入がてら、おもしろかった本を軽く紹介。

特に国際協力に関心のある人なら、興味深く読めると思う!!

 

2019年話題になった、“FACTFULLNESS”(著:ハンス・ロスリング、他)

「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」(本書表紙に記載あり)。

 

ここでいう「世界」ってのは、いわゆる「発展途上国」のこと。

その中で、「発展途上国」に関する一般的なイメージ(思い込み)が、いかに誤ったものであるかを、データ(統計)を基に証明してる。

 

そこで、紹介してる資料として「Gapminder」と「Dollar Street」があるんだけど、

これがすばらしい!!

 

各国の生活情報を、「実際の写真」や「色んなチャート」で紹介してる。

・水の調達

・移動手段

・調理方法

・料理

・ベッド  などなど

興味があれば、ぜひ調べてみて!!

 

 

それそろ本題。 

はじめに結論じみたことを言うと...

 

子どもたち同士「1対1の国際交流」っておもしろそうだな!!って話。

  

==レベル1かと思ったら==

まずは、「レベル」について。

 

前書の作者は、「先進国」と「発展途上国」という単なる2分化ではなくて、「所得(ひとりあたりGDP)」によって「レベル1~4」に分けてる。

レベル1が一番低く、レベル4が一番高いってこと(日本はレベル4)。

(この捉え方もすばらしい!!ってかこの表現を紹介したかった。)

 

その中で、世界中の国々は着実に「レベル4」に向かってることを、データで証明。

というか、「発展途上国」と思われてる国々も、「レベル2・3」だったり。

というか、一番ボリュームが大きいのは中間の「レベル2・3」だったり。

 

自国の政策や海外からの支援によって、確実にプラスの方向に進んでいて、生活水準を高めるための活動が、多様な形で行われている(協力隊もその一助になってるんかな!?)

 

ちなみに、ボリすけの派遣国ラオスは「レベル2」だそう。

そんなラオスの田舎町にある「子ども文化センター(CCC)」で、1年ちょい活動してきた。

 

活動の一環として、日本の中学校とテレビ電話交流をやったこともある(その記事も貼っときますんで、よかったら見てみてー!)。

そのときは、授業の一環として取り入れてもらったんだけど、その場限りの関係にするのがもったいないなって思った。

どんな活動にもプロコンはあるけど、希望する子には何らかの形で個人的な交流を促せたらいいなって。

 

そこで、「これからの時代に合わせて、どんな交流ができるんかな~」って考えてたわけ... 

 

bolisuke.hatenablog.com

 

==誰もがスマホをもつ時代==

考えるきっかけとしてはもうひとつ、ラオスの田舎町でも一定数いる、スマホを使いこなす子どもたち」

ゲームしたりtiktokしたりyoutube見たり、はたまたCCCには車でお送り迎えしてもらってる子も少なくない。

いわゆる「発展途上国(レベル1・2)」のイメージにはないような日常もある時代。

 

(ちなみにラオスの携帯事情はこちら↓↓)

bolisuke.hatenablog.com

 

「世界中どこでも」スマホが普及してきてるのは事実。

そして、これからその割合が増えてくこともまた事実。

 

それによって、言語や文化などの壁はあれ、「誰にとっても外国との繋がりがより身近になる」ってことは容易に想像できるし、現に今もそうなってるよね!!

 

そこで、ふと思ったのが...

子どもたちが自分のスマホをもってて、国境問わず自由にやり取りできるなら、

 

子どもたち同士「1対1の国際交流」の場があったらおもしろそう!!

 

日本と途上国(レベル1・2)の子どもたちが、ナチュラルに知り合うことができる場(アプリなりコミュニティなり...)。

未知の世界をリアルに知れる国際理解、世界観を広げるのに役立つのは必至!

 

最近SDGsとか聞くし、日本では外国人労働者が増えてくかもだし、

さらには、まだまだ伸びしろのある巨大市場(アジア・アフリカなど)に対する意識を、子どものころから向けてれば、新しいサービスアイデアにも繋がるんじゃない!?

なんて妄想を膨らませたり...

 

==気軽に国際交流できる時代==

とはいえ、ボリすけレベルの思いつきなんてたかが知れてるのも否めない。

「現時点でそういう場が見つからない」≒「そう単純な話じゃない」ってことかもね。

・お互いに外国との交流に興味がないと続かない

・ネット環境(スマホ)が必要

・やり取りの方法、言語の問題

(・もっと言うと運営管理とか収益化とか...)

 

でも、将来的に「国際交流の新しい形」のひとつとして、おもしろそうじゃない!?

 

ラオスのあの子はどう思うか聞いてみよう!!ちょっと意見交換してみよう!!」

こんな気軽な選択肢が増えたら。

 

そんでもって、「いつかあの人に会いに行こう!!」って思える関係になれたら最高。

 

スマホひとつあれば「いつでも・どこでも・誰とでも」、世界中が簡単に繋がれる今の時代

だからこそ、国内外問わず「1対1の親密な関係」が、より一層大事になっていく(見直される)かもね!!

 

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この立ち位置 好き!笑

 

そろそろこの辺で。

ではまた!!