ボリすけの協力隊活動 in ラオス

現役の協力隊員がリアルな活動を紹介

どうも、ボリすけです!!

どうも、ボリすけです!!

 

勢いでブログをはじめることにした令和2年の年明け。

現役の協力隊員が、現地でのリアルな活動をバンバン紹介していきます。 

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子ども文化センター(CCC)

 

 

青年海外協力隊です

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ぼくは2018年度の3次隊として、ラオスで活動している、

現役の協力隊員、ボリすけです。

 

青年海外協力隊

 

日本人なら一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

ですが、具体的にどんなことをしているか、

と聞かれると...

 

・世界の発展途上国で働く人?

・ボランティアなんだっけ?

・生活は大丈夫なの?

中には、「電車に貼ってある広告のやつか!」なんて声も(実際多い)。

 

どれもあながち間違いではないのですが、

これ以上ないくらい簡単にいうと、

 

発展途上国で活動するボランティア」です。

 

とはいえ、日本人なら学校の授業、

テレビのドキュメンタリーなどなど、

発展途上国について見聞きすることもしばしば。

 

それなのに、その前線で活動している

青年海外協力隊

をよく知らないのはなぜか?

 

それはおそらく、

「身近に発信者がいないからよくわからない」、

という人が多いのでは?

 

ということで、そういった発信者の一人として、

現役隊員であるボリすけの、リアルな活動をバンバン紹介していきます!

 

なので、このブログでは協力隊活動について、

「こんなことやってます!」という紹介、「こんなことあったなぁ」という記録、

などをバサッと残していきたいと思っています。

 

ラオスってどんな国?

 

はじめに、とりあえずの簡単なラオス情報。

 

・東南アジアの国

タイ、ベトナムカンボジアといった周辺の国は聞き覚えありますね。

東南アジアで唯一、海に面していない国。

 

・多民族の国

ラオ族を主要民族として、地域によって異なる少数民族が続きます。

県によって民族の割合が違ったり、民族ごとに言葉が違ったりします。

 

メコン川

南北に貫くように流れていて、タイやミャンマーとの国境にもなっています。

橋があるルートもありますが、小型の船で川を渡ることも。 

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メコン川越しに沈む夕日

・雨季と乾季

大まかに5月から11月は雨季、12月から4月は乾季です。

実際に雨が降るのは4~9月ごろで、毎日降ります。

反対に、それ以外の月は、めったに降りません。

 

東南アジアって一年中暑いんでしょ?

ってよく言われますが...反論むなしく、雨季も乾季も基本的に暑いです。

ちなみに、寒い時期は11~12月ごろで、

防寒着が必須になるくらい冷え込むことにビックリ。

 

・ボリすけの任地:ボリカムサイ県パクサン郡

首都のビエンチャン南バスターミナルから、バスで3時間半くらいにある、ラオス中部の県。

運賃は30,000キープ(350円くらい)、本数も30分に1本くらいあるのでアクセス良好。

地方都市ながら、メコン川と田園風景に囲まれたのんびりした町。

 

小さい町の利点として、市場も商店も病院も近くにあるので、

生活には全く不自由なく過ごせているのがありがたい。

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ビエンチャン~ボリカムサイのバス

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パクサンのバス停 兼 市場

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のどかな田園風景

 

とりあえずはこんなところで。

次は、ボリすけの協力隊活動について。

  

青少年活動!?CCC!? 

 

協力隊には「職種」という区分があり、

自分の専門性や適性に応じた要請で、活動することになります。

 

「青少年活動」もそのひとつで、

要請にもよりますが、主に子どもを対象にした活動内容であることが多いです。

 

配属先の紹介:

ボリカムサイ県パクサン郡

子ども文化センター(通称:CCC)

 

CCCとは、

Children’s Cultural Center

の略称です。

 

日本でいうところの 児童館 や 学童 のような施設かもしれません。

子どもたちがいろいろな課外活動をしに、やってくるイメージです。

 

中でも、ボリカムサイのCCCは「ラオスの踊り」に力を入れていて、

スタッフはいつも熱心に指導して、子どもたちも練習に励んでいます。

 

それに加えて、ぼくが定期的にイベントなどを

企画して実施していくような活動スタイルです。

 

子どもたちの年齢層は6~18歳(一番多いのは10歳前後)で、

約50人の子どもがやってきます。

主な活動日は、9月~5月の乾季は土曜日、6月~8月の雨季休み期間は月~金です。

 

ちなみに、このCCCという施設は各県にあり、

同期隊員が2人、別の県のCCCで活動しています。

ラオス北部のルアンパバーン県、ウドムサイ県。) 

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具体的にどんなことをするの??

 

なんとなくわかってきたような感じはするけど、

具体的にどんな活動をするんだろう?

 

基本的に各隊員は各々の要請に沿って活動を進めるのが一般的です。

 

そこで、ボリすけの要請内容はこんな感じ。

・得意分野での指導

・イベントの実施

・プロジェクターを使ったアクティビティ

 

要するに、

「できる範囲で色んなことやって、スタッフもそれができるようにしてください」

ということ(だと思ってます)。

 

そんなこんなで、練り上げた活動計画はというと、

1 雨季休み中の日本語と英語の授業、季節やタイミングに応じたイベント実施

2 ラオスの子どもにとって関心の薄い「環境・衛生」と「職業」のイベント実施

3 CCCの外との関わりをつくるため、モン族の移転村での出張活動、日本の学校との交流

といったものを考えました。

 

この1年間で実施したイベントはというと、

1 子どもの日、七夕、原爆展、ハロウィン、クリスマス、正月、書道

2 手洗い・ごみ問題、職業紹介・職業体験

3 モン族の移転村、日本の学校

 

中には、懐かしいもの、苦労があったもの、思い入れが深いもの、などなど。

イベント以外では、雨季休み中の日本語と英語の授業や、

踊りの練習などもやっていたという感じです。

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これから

 

わりと見切り発車気味(!?)で始めたブログですが、

初めの紹介文になるこの記事を書いているうちに、

なんだか楽しくなってきました!!

 

1年の積み重ねを改めて感じながら、振り返る機会になっているから?

書きたいネタはいっぱいあるってことは、それだけいろんな経験をしてきたってことか?

 

2年という協力隊の任期。

2019年1月に赴任したため、ちょうど1年の折り返し地点。

このベストなタイミング、これから書きためていきます。

 

今後このブログでは、

「やってきた活動、イベント」

を中心に記事にしていこうと思います。

 

具体的には、企画から実施までの流れ、当日の様子など。

かっこつけた言い方をすると、

「CCCの疑似体験」

を目指します!!

 

 

とりあえずの下地は、簡単に紹介できたかなってところで、

次回からも読んでいただける方、大歓迎です!!

 

特にこんな方たちが読んでくれると、体験談としても少しは参考になるかなと。

・協力隊のリアルな活動を見てみたい方

ラオス、協力隊、子どもとの活動に興味がある方

・途上国の子どもたちに癒されたい方

 

でもやっぱりCCCでの活動を通して思うのは、

子どもたちはかわいい!!

優しいし素直な時もあれば、いたずらやちょっかいが若干しつこい時もある。

でもそれがうれしいし励みになるときもある。

 

そんな子たちが、ぼくとの出会いを通して、

新しい興味や関心をもったり、

ラオスの外にはこんな世界があるんだ」と知ってもらったり、

人生の幅を広げることに繋げたい。 

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メコン川越しに見るきらめくタイ

 

とはいえ、ブログに関してはまだ駆け出し。

これからどんな記事が展開していくかは、

そのときのお楽しみということで。

 

こうご期待。

ではまた!!